牛の血液で培養してもいいの!?|肌の再生医療(専門)RDクリニック

牛の血液で培養してもいいの!?

この記事を書いた人

細胞培養技術者

タイトルを見て“やめてっ”と思った方が多いと思います。
大丈夫です。安心して下さい。牛の血液なんて使いませんので。
そもそも何で治療に血液が必要なの?と思っている方のためにRDクリニックの肌の再生医療で使う「血液」について解説いたします。

細胞を培養するのに欠かせない「血液」

血液は、当院の治療「肌の再生医療」とは切っても切れない関係にあるものです。
採血は、痛いし怖いし苦手でイヤな方も多いと思います。それでも、必要なのです。

まず、皮膚採取を行う前に必ず行っていただいているのが『血液検査』。
これは治療に使うというより、治療を行うための前準備です。
もし、ウィルス感染した血液で皆様の細胞を培養してしまったら…
もし、ナースや私たち培養技術者が誤って、ウィルスに感染した血液針を自分に刺してしまったら…
考えるとゾッとしますね。

皆様から頂いた皮膚を安全に培養し、安全な状態で皆様に提供するために血液検査は必ず、必要なのです。

細胞のご飯「血清」

血液検査の比にならないくらい大量に採血するので驚かれる方、イヤな方も多いと思います。

ですが、培養するためには欠かせないのです。
皆様から頂いた血液は、主に細胞のご飯となります。
イメージをしにくいかもしれませんが、あの赤い血液を分離し培養に必要な栄養分に分けると黄色い液体『血清』となります。

その細胞のご飯となる黄色い液体『血清』は、採血した血液量の半分も取れないのです。
ですので、大量に採血させていただくわけです。
一般的な研究所等で細胞を増やす場合、培養員からいちいち採血しているかというとそうではありません。
大体、子牛・牛胎児の血清を使います。その際、補体を殺すために56℃で30分間温めます。
補体というのは生体防御に必要なもので、体内に侵入した目に見えない菌や異物を退治してくれるものです。
その補体さえ殺してしまえば、牛の血液だろうが、羊の血液だろうが血清として使用できます。
ですので、皆様の細胞も、技術的には牛の血清等を使って培養することができます。

ただ、厚生労働省の基準では異種の血清の使用は避けるように、使用する場合は細かい条件があります。
なにより、気持ち悪いですよね。

治療を行うご本人の血清を使用するために、ご本人からたくさん、採血をさせていただいているわけですね。
採血は必要最小限の量で済むように努力をしているのですが、現状では皆様に大変なご負担をおかけしていることを心苦しく思っています。
早く皆様のご負担を軽減できるよう、我々も努力して参りますのでご協力をよろしくお願い致します。

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