コラーゲンとは?

コラーゲンとは?

はじめに

コラーゲンとは?

誰もが知ってる「コラーゲン」。食べてよし、塗ってよし。さらに医薬品として美容目的に皮膚に注射もできます。
このページでは、このコラーゲンについて解説をしてみようと思います。
ただし、他のサイトにあるような、ありきたりな説明をするつもりはありません。サプリメントとしてのコラーゲン、食品としてのコラーゲン、化粧品としてのコラーゲン…このようなありきたりのコラーゲン情報はインターネット上に、それこそ星の数ほどあります。ですので、このような美容目的のコラーゲン情報をお探しの方には、これからこのページに書くことはあまり役に立たないかもしれません(そうは言っても、私は美容目的にコラーゲン情報を探している方に対しても、十分有益なコラーゲン情報を提供できると思ってはいます)

「美容目的・健康増進目的のコラーゲン」と「医療としてのコラーゲン」

さて、私は医者ですから、医者の視点からすると「コラーゲン」がどういうふうに見えるのかをこれからお教えします。同じコラーゲンを見るにも、様々な視点があるのはご理解いただけると思います。
ここでは、
①サプリや化粧品としてコラーゲンをとらえる立場、つまり美容目的、健康増進目的という一般人の視点と、②医者、医療としてコラーゲンを見る立場に絞って考えます。

「美容目的・健康増進目的のコラーゲン」と「医療としてのコラーゲン」

ワクチンで例えてみましょう

私が、コラーゲンを含め健康や医療には①患者さん・一般人目線と②医療・医者目線があり、この出発点が重要だと考えるには、あるエピソードがあるからです。①患者さん・一般人目線と②医療・医者目線と視点が違うだけで180度異なったものに見えるという例を「ワクチン」でお話しします。
ご存知の通り、致死性の伝染病を完全に抑え込むことが出来る医療が「ワクチン」です。もちろん副反応が0%のワクチンなどは存在しません。確かに0%ではありませんが、現在用いられているワクチンのほとんどは、死亡といった重篤な副反応は0.0000001%程度に抑えられています。
そこで、例えば、発症(感染率)率0.1%、致死率10%の伝染病に対するワクチン医療を考えます。医者の立場ではこのワクチンはかなり有用です。まさに「天使のクスリ」に映ります。なぜなら、日本国民(1.2億人)全員にワクチンを打った場合、1.2億人×(感染率0.1%)×(致死率10%)=120,000人!!の命を救うことが出来るからです。まさに「天使」です。しかし、日本国民全員にこのワクチンを打つと、1.2億人の0.0000001%、つまり12人が死んでしまうという恐ろしい事実は厳然として存在してしまいます。さらに痛々しいのは、この12人の副反応死は犬死にの可能性が極めて高いのです。言い換えると、この12人の方は、ワクチンさえ打たなかったら、死ぬことは無かったと考えられる人たちです(感染率が0.1%⇒感染しない可能性が99.9%)。死ぬことは無かったのにワクチンを打って死んだ…!遺族(一般人)の視点からすると、ワクチン医療はまさに「殺人医療」に映るはずです。

「美容目的・健康増進目的のコラーゲン」と「医療としてのコラーゲン」

同じワクチン医療であっても、①患者さん・一般人目線と②医療・医者目線では全く見え方が違うということが、これでわかっていただけたかと思います。

さて話をコラーゲンに戻しますが、同じコラーゲンでも、①患者さん・一般人目線②医療・医者目線では、視点が違えば見えてくるとものも180度違うということをお話する際に、医者とは何者か?つまり、6年間という医学教育で、医者はどのような考え方(思考回路)を学ぶのか?ということをご理解いただくのが、話が早いと思います。

お医者さんが学ぶ「コラーゲン」

医者は医学生の時に「生化学」という学問の中でコラーゲンの化学的性質や生体内での働きや代謝を学びます。「生化学」とは、我々の身体を構成する物質(主にたんぱく質)の役割、その代謝(生成、分解)など、我々の身体を化学物質という観点から研究する学問です。「生化学」は基礎医学と呼ばれ、基礎医学分野は大きく分けて「生理学」「生化学」「解剖学」の3分野があります。ちなみに「生理学」という学問では、全身に張り巡らされた神経、血管の働きを学びます。解剖学は形態を観察します。医学生は、この3分野(生理、生化学、解剖学)に加え、病気になった時に人体はどのような状態になるのか(病理学)、化学薬品(クスリ、毒)に対し人体がどのように反応するのか(薬理学)といったことも併せ学び、これらの基礎医学を全て修了した者が次のステップの臨床医学へと駒を進めることが出来るのです。

臨床医学的知識は、文字通り医者を医者たらしめている知識の体系的学問ですが、6年ある医学教育の中で、この臨床医学を学ぶのは僅かに1年半程度に過ぎません。ここで私が言いたいのは、医者が医者足らしめている臨床的知識は、6年間の中でたった1年半しか学ばない臨床知識では無いということです。医者が医者たらしめているのは、人体とは何か?どんな化学物質がどういう風に化学反応を起こすのか?といった基礎医学をベースとした思考回路なのです。決して知識ではありません。(もちろん知識は必要ですが…)

医学生は、医学部を卒業すると、医者として数十年にわたり診療に携わってゆくわけです。僅か1年半で習得した臨床知識で、今後の数十年の医者人生を乗り切ってゆくのではありません。極論、医者にとって僅か1年半に習得した臨床知識はさして重要ではありません。医者は6年間という医学教育の中で「医者の思考回路」を徹底的に叩き込まれます。医学生は(私もそうでしたが…笑)試験が終われば、その瞬間すべてを忘れてしまいます。知識を習得するのではなく、思考回路を習得するのですから…表面的な知識は忘れてもかまいません。インターネットが発達した現代。断片的な臨床知識なら、誰でも容易に習得できるようになりました。そして、ほんの断片的、部分的な領域ならば、現役バリバリの専門医にも十分対抗できる知識を持っている人はたくさんいます。でも、その知識は生きて使える臨床知識とは限りません。なぜなら、医者という思考回路にはめ込まれたパズルのピース(知識)ではないからです。

このような医学教育の中での「コラーゲン」「生化学」に話を戻しましょう。
生化学とは人体を構成する物質の役割とその代謝を研究する学問ですので、医者にとってコラーゲンは「生化学」の中に位置しています。決して、臨床知識(病気を扱う学問体系)に包含される知識として「コラーゲン」を認識しているのではないのです。医者の(私の)視点では「コラーゲン」は生化学的な考え方をします。くどい様ですが、医者の視点では、臨床知識(病気を扱う学問体系)にコラーゲン、ペプチドの知識が紐づけられているのではないのです。

物質的観点で生命現象をとらえるならば、生体は多種多様な有機化学物質の集合体であるばかりでなく、それらの化学物質は相互に連携し、調和がとれ独立した物質の再生生産システムを形成している。すなわち、生体物質の変化(代謝)を司る主体も生体物質であるばかりではなく、それら主体となる物質の構造情報(遺伝物質)や製造プロセス(たんぱく質合成系)も生体物質で構成されている。
(以上、ウィキペディアより引用)

人間を含めて全ての有性生殖をおこなう動物(昆虫も)は全て細胞から出来ています。しかもその始まりはたった1個の細胞です。たった1個の受精卵が細胞分裂を行い、細胞が、コラーゲンを含め、閉鎖した自己の中(これを1個の生命体といいます。)に必要な全て物質(有機物質)を作り出すのです。コラーゲンに焦点を当てても、1個の受精卵。その受精卵が分裂し、細胞の営みを開始し、細胞がコラーゲンを閉鎖した自己の中に作るのです。そしてそのコラーゲンなどの有機物質は、体外から原料であるアミノ酸(タンパク質)、糖、脂肪を閉鎖した自己の中に取り込み、コラーゲンなどの自身にとって有用な化学物質に変換、消費されるのです。コラーゲン(有機物質)は複雑な細胞の営みの結晶です。そして、物質間相互に情報をやり取りする仕組みや機構・機序が無数に存在し、多くの物質がシグナルを出し合い補完、調節しあい見事な調和を保つのです。

大雑把に言うと、医者はこんな感じの思考回路で、コラーゲンという有機物質をとらえています。医者がコラーゲンを考える際、正常な生命の営みの中(基礎医学)にのみ、コラーゲンというパズルがはまり込むスペースがあると考えています。逆に、医学教育ではコラーゲンなどの有機物質は、生化学という基礎医学の中で登場するだけで、決して薬理学、臨床病理といった学問には登場しません。

「機能性ペプチド(P-O、O-G)は、腸で吸収後、血流にのって、皮膚、軟骨、骨などの細胞に運ばれて、細胞の働きを調整するようシグナル(命令)を出すことがわかってきました」
このような文章に対して、
①患者さん・一般人目線
「お!すごいじゃん。コラーゲン!これから私もコラーゲンをいっぱい摂取するよう心がけよう!」
②医療・医者目線
「ふーん。コラーゲンにはそんな働きがあるんだ。初めて知ったよ。でも、それは正常の人体の反応を見た研究成果分野であって、病気の予防や治癒を目的とした、臨床病理や薬理学の研究成果の話とは全然違うよね」

もうひとつ例を…
「納豆が健康にいいナットウキナーゼの作用」
ナットウキナーゼには、血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用、身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用、さらに血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用があります

①患者さん・一般人目線
「お!すごいじゃん。納豆!納豆にはそんな作用があるんだ、俺は脳梗塞が心配だから、これからいっぱい納豆を食べよう」
②医療・医者目線
「ふーん、ナットウキナーゼは抗プラスミン作用のカスケードにも作用するんだ。でも、それって薬理活性の話じゃないよね」

このコンテンツは私が書きました

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