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RDクリニックのスタッフがお届けする美容コラム

HOMERDクリニックのスタッフがお届けする美容コラム再生医療の可能性
再生医療の可能性

再生医療の可能性

この記事を書いた人

RDクリニック
北條 元治 医師

治療用の細胞の培養を株式会社が医療機関より受託できるようになる

治療用の細胞の培養を株式会社が医療機関より受託できるようになる

少し堅い話になりますがRDクリニックの治療、皮膚の再生医療である培養皮ふ治療の可能性をお伝えします。
2013年、再生医療関連2法案が成立しました。
その骨子は、『治療用の細胞の培養を株式会社が医療機関より受託できるようになる』というものです。
今までは薬事法により縛られてきた再生医療が新たな転換期を迎えることになります。

?????

何のことかよくわかりませんよね?
もっと噛み砕いてわかりやすく言いましょう。

例えば血液検査。
みなさんは人間ドックなどで採血された経験はあるでしょう?そして、40項目程度の検査結果がずら〜っと並んだ検査結果用紙を前に肝臓の数値が高いのでお酒の飲みすぎですね。とか…コレステロールが高いので少し太り気味ですね。とか…そんなことを言われた経験おありでしょう。
その血液を検査して、データを作っているのは… 実は!病院ではありません。お医者さんではありません。
お医者さんが採血した血液を検査室に持ち込んで、自ら血液を1本1本検査機器にかけて40項目にわたる検査を行っているわけではありません。

そんなの当り前じゃない!そんな声が聞こえてきそうです。

血液検査を一括して請け負う会社があるんでしょう?
採血した血液をお医者さん自らが1人で全部、検査機器にかけるなんてことはないよ!そういう答えが返ってくるでしょう。
全くその通りです。
大学病院のような巨大医療機関から開業医のような小さな医療機関まで一括して、その血液検査業務を外部委託しています。BMLとかSRLという会社です。そういう血液検査会社からすれば、病院から、血液検査という業務を受託していることになります。当たり前の話に聞こえますよね?でも今までは、この当たり前の話が細胞を加工する再生医療では当たり前ではありませんでした。再生医療、細胞医療に使う細胞の培養は病院、お医者さんがやらなければならなかったのです。誰も細胞培養という業務を受託できなかったのです。
これでは培養した細胞を用いる医療、すなわち再生医療は窮屈です。大きな発展や技術革新はありません。
血液検査業務はお医者さんや病院でやってはいけない…そんなことになったら、病院やお医者さんは窮屈だし病院の発展や技術革新が制限されます。
今回の法律は一言でいうと、再生医療に必要な細胞培養業務も、病院は外部へ委託してもいいよ!細胞培養業務は外部の組織が病院から受託してもいいよ!そういう、当たり前のことができるようになった法律です。
今後、再生医療が発展してゆくのは間違いないでしょう。