FAQ - SAFETY

安全性について

他の人の細胞を間違って使われてしまうことはありませんか?

厳密な管理体制にて扱っておりますので絶対にありません。

RDクリニックでは、厳密なID管理や独立したクリーンベンチレーションで、一人ひとりの細胞を個別に扱っており、他の人の細胞を間違って使うことはできない仕組みになっています。
さらに当院が細胞の培養・保管を委託している株式会社セルバンクでは、DNAの一致試験を行っています。
遺伝子レベルでのチェックまで行う理由として、「人間のやることには、ミスが起こりえる」という前提で、最大限の安全性を追求しております。

他の人の細胞を注入するとどうなりますか?

注入部位に炎症・拒絶反応が起こると予見されます。

母娘で来院され、自分(娘さん)の若い細胞を母にあげたいのだけれど…と仰る方もいます。
親子関係があるといっても、半分は他人(父親)ですので、注入部位に、炎症・拒絶反応が数週間~1ヶ月は持続すると考えられます。
ただし、すべての方に対し、受け入れ検査で、エイズ、肝炎、白血病ウィルスなどのチェックを行うため、全身的な健康被害はありません。

治療した部位としなかった部位で不自然な差はでますか?

いいえ、不自然な差が生じることはありません。

肌の再生医療は肌細胞(真皮線維芽細胞)を補充し、肌が本来持っている力で再生させる治療法です。異物を注入したり、メスを使う手術とは異なり、不自然な差が生じることはありません。
例えば、仮に紫外線を浴び続けると肌細胞が死滅してしまいますが、そうなったとしても首や肩にあきらかな境界線ができないのと一緒です。

内出血や腫れが残ることはありませんか?

小さな内出血は稀にございます。腫れは一時的に生じますが、残り続けることはございません。

小さな内出血が稀にございますが、化粧で隠せる程度のものになります。
治療後の腫れは生じることがあります。その程度には個人差がありますが、平均して1~3日、長い方でも1週間程度で治り、残り続けることはございません。

「美容整形をした」と思われてしまうことはありませんか?

いいえ、ありません。

肌の再生医療は、形を変える治療や異物を入れる治療ではなく、ご自身の細胞を培養して、ふたたびお肌に戻すという治療法です。お肌に元々あった細胞の力で若返りを実現するアンチエイジング治療なので、不自然な結果になることはまずありません。
治療をされた方の中で、第三者から「美容整形をした?」と聞かれたというお声は一度もいただいておりません。どうぞご安心ください。

細胞を培養(増殖)させることで「がん」などの危険性はありませんか?

いいえ、ありません。

がん細胞には、以下のような3つの特徴的な性質があります。

  • 非対称性分裂(Asymmetric Division)

    自分とは違う細胞になり、それを繰り返します。

  • 不死化(Immortal Cell)

    正常な細胞は時期が来ると死滅してしまいます(アポトーシス)。
    がん化した細胞は死ぬことがありません。

  • 自立的増殖

    通常の細胞は、仲間が監視しあい、異常増殖を抑えます。
    しかし、がん化した細胞は、仲間にお構いなく、自立的に増え続けます。

「再生医療」や「細胞培養」では、ガン化の問題が話題に上がります。
それは、ES細胞やiPS細胞など、今話題になっている細胞が、多機能(上記3つの性質)を持ち、がん細胞と類似しているためです。

一方、肌の再生医療に用いる肌細胞(真皮線維芽細胞)は、すでに分化した細胞(上記3つの性質を持たず、皮膚にしかならない細胞)ですので、がん細胞の性質とは大きく異なり、安全な治療として臨床応用されています。

細胞を移植して何か問題は起きないのですか?

自分の細胞と血液だけを使う治療ですので、安全性が非常に高いです。

ただし、注射針による小さな出血や、稀に小さな青あざなどが見られることはありますが、いずれも数日程度で治ります。感染も含めた合併症および副作用は見られません。
RDクリニックはカウンセリングの時間を重要と考え、カウンセリングにて、私達がご提供できることと、患者様のご希望が一致したうえで治療に進みます。
問題点や不安な点などは、どんなことでもかまいませんので、ぜひカウンセリングにてご質問くださいませ。

妊娠中も肌の再生医療を受けることができますか?

妊娠の可能性がある方は、必ず医師にご相談ください。

肌の再生医療は自分の細胞と血液だけを使う、非常の安全性の高い治療です。しかし、万が一妊娠や出産に何らかの問題が生じた場合、その前後に行ったあらゆる医療に対して、医学的な関連がないということは残念ながら証明ができません。
肌の再生医療に限らず、歯科治療、風邪薬など、すべての医療行為を妊娠期間中に行わない方がいいとされることと同じです。
妊娠の可能性がある方は、必ず医師にご相談いただくようにお願いいたします。

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