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目尻のしわの改善

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気になる目尻のしわは解消することができます

目尻のしわの主な原因は、肌の弾力性の低下がベースにあり、眼輪筋の働きで笑いじわ(表情じわ)が消えなくなってしまったものです。例えて言うなら、肌はゴムのようなものです。伸びきったゴムは元には戻りません。伸びきったゴムが表情筋によって「よれジワ」ができてしまったというところでしょうか。肌もお年を召してくると衰え、弾力感を失いみずみずしさも一緒に失ってしまいます。

手っ取り早くしわを消したいなら、その部分を切り取って縫い縮めてしまう、ボトックスを注射して表情筋が働かないようにするのもひとつの考えです。さらにお手軽な方法として、しわの真下にコラーゲンやヒアルロン酸といった充填剤を埋め込んでしまえば、しわが盛り上がって、あたかもシワが消えたようになります。

しかし、目尻のしわは皮ふの弾力性の低下がそもそもの大原因ですから、この部分を何とかするだけで、ほとんどの例は気にならなくなります。ただし、表情じわがくっきりと刻み込まれてしまったような場合には、いったん眼輪筋の動きを止めるボトックスを使うのも有効です。

目尻のしわ(カラスの足跡)

目尻のしわ(カラスの足跡)

カラスの足跡なんていわれることもありますが、この言葉は死語かもしれません。
目尻にできるしわは、眉間にできるしわとともに「表情じわ」の代表です。眉間にできるしわが「怒りじわ」と呼ばれるのに対し、目尻のしわは「笑いじわ」とよばれ、印象は眉間の表情じわに比べても決して悪くはありません。また、表情じわは、表情筋の働きにより起こるので、老若男女誰にでも出現します。若いときには気にならなかった表情じわ。それが気になるのは皮ふの衰えと密接に関連しているのです。ほうれい線も表情じわの一種と考える人もいますが、その根拠は、「衰えと共に笑った後(表情を作った後)にできるほうれい線がなかなか消えなくなる」というものです。目尻のしわも、若いときには、笑った時だけ出ていたのに、年と共にだんだんと消えにくくなり、やがて笑っていなくとも目尻にカラスの足跡のようなしわがそのままになってしまいます。
ほうれい線、眉間、目尻、これらの表情じわの原因の共通点は、全て皮ふ(お肌)の弾力性の低下です。表情じわができてしまっても、弾力性のある若い皮ふ(お肌)のときにはすぐに戻っていたものが戻らなくなることによって起きる現象です。

目尻のしわへの表情筋トレーニング

目尻のしわへの表情筋トレーニング

あまり否定的なことを書きたくありませんが、目尻のしわの改善のを目的とした表情筋トレーニングは百害あって一利なしです。もしどうしても目尻のしわの改善のために表情筋トレーニングをしたいというのであれば、絶対に目尻にしわを寄せないで表情筋を動かすようにしてください。
また、医師として、あまりテレビ番組を引用して話したくはないのですが、NHKに「ためしてガッテン」という番組があります。その番組内では、多くの医師などの専門家が表情筋トレーニングの有効性について疑問を投げかけていました。私もまったく同じ意見なのです。すべからく全ての表情筋トレーニングを否定するつもりはありませんが、表情筋は本来鍛えることのできない筋肉である内臓筋に近い存在というのが学術的な定説です。従い表情筋は内臓筋を鍛えることが出来ないと一緒で鍛えることはできません。もちろん、人体は謎なことがまだまだ多いので、表情筋トレーニングの賛否は、何とも言えないということにしておきましょう。

目尻のシワに対する治療

手術療法、金の糸、切らないリフティング(切らないフェイスリフト)

目尻のしわに対するメスを用いた治療(手術)はほとんどありません。以前、大学病院に勤務していた時(文責:北條元治)、美容整形外科医がメスを用いて目尻の皮ふを縫い縮めた症例を見たことがあります。とても悲惨なことになっていました。現在でもたまに知識のない医師が美容整形外科医としてメスを握っている場合もあるので、目尻には手術療法は無いという事を覚えておいてください。また、糸(金の糸を含む)を入れる切らないフェイスリフトというものが存在していますが、それがどのようなものであれ吸収されない人工物の人体への投与は慎重になってください。目尻のしわの改善が目的ということであれば、むしろ糸(金の糸を含む)を入れる切らないフェイスリフトは第一選択肢にはなりません。

目尻のしわに対するヒアルロン酸やボトックス

ヒアルロン酸とボトックスは目尻のしわに対する対症療法であり、根本治療ではありません。例えば表的な対症療法である解熱剤には、効果の有効期限(クスリが切れてきたから、また熱が上がり始めた…)があるように、ヒアルロン酸とボトックスにも「薬が切れてきたから、しわが出始めた…」があります。 ヒアルロン酸は、あくまで充填剤(フィラー)です。皮ふを若返らせる効果も、しわを消す効果もありません。単に溝の下に充填し、その部分(溝)を盛り上げるだけです。ボトックスの登場以来、目尻のしわに対してヒアルロン酸を使う医師は激減しました。なぜなら、ボトックスはヒアルロン酸にありがちな「ボコボコになってしまった」「いまいち効果がはっきりしない」「効果がすぐなくなってしまう」という様々なデメリットをことごとく克服しましたからです。さらに、ボトックスはわが国でも薬事承認が取れた薬剤ですので、安心して安価に手軽に使うことが出来る薬です

目尻のしわに対するレーザー治療

表情じわである眉間のしわと同じく、目尻のしわに対するレーザー治療は第一選択にはなり得ません。

目尻のしわに対する再生医療

目尻のしわに対する治療にも当然この再生医療が有効となります。しかし、肌の再生医療とは言っても万能ではありません。なぜなら、目尻のしわは皮ふだけの老化で起こる現象ではないからです。理想的には、皮ふ、表情筋(筋膜)、脂肪の3つの要素に対してアプローチするのが良いのですが、なかなかそのような治療方法がないのも現実問題です。従い再生医療を含め、目尻のしわの治療方法には全てにメリットがありますがデメリットもあります。

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このコンテンツは私が書きました

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北條 元治 医師

お肌に関することでお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。
RD クリニックでは、ご自身の肌細胞を培養・移植する根本治療「肌の再生医療」
を再生医療専門クリニックとして、お一人お一人のお悩みに合わせてしっかりと
カウンセリングをし責任をもって治療しております。

北條医師プロフィール

RDクリニック医師、株式会社セルバンク代表取締役、東海大学医学部非常勤講師、形成外科医、医学博士。1964年長野県生まれ。1991年、弘前大学医学部卒業。信州大学医学部付属病院勤務を経て、ペンシルベニア大学医学部で培養皮膚を研究。帰国後、東海大学医学部にて同研究と熱傷治療に従事。2004年、細胞保管や再生医療技術支援を行う株式会社セルバンク設立。2005年、RDクリニック開設に際し、培養皮膚の特許を供与。著書多数出版。