SKIN COLUMNS

肌コラム

【医師執筆】冬こそぬるま湯洗顔

この記事は田中(たなか)牧恵(まきえ)医師が執筆しました

RDクリニック医師

1978年東京女子医科大学卒業後、三井記念病院産婦人科、藤木皮膚科病院、東海大学医学部非常勤講師、東海大学東京病院婦人科を経てRDクリニック三田に勤務。2012年RDクリニック東京銀座 院長就任を経て、2023年よりRDクリニック東京銀座 非常勤医師として勤務。

田中医師のプロフィールを見る

この季節、誰しもが気になるお肌の乾燥。
人によっては顔に粉が吹くほどの乾燥肌でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
もしかして洗顔方法がよくないのかもしれません。
今回は「洗顔」について解説したいと思います。

本来は、水かぬるま湯だけで大丈夫!

みなさん、洗顔ってどうしてますか?
本来は、水かぬるま湯だけで大丈夫なんですよ。
皮脂は丁寧に流せば取れますし、本来は新陳代謝(ターンオーバー)で表面の細胞は剥がれ落ちるのでこすらなくても大丈夫です。

しかし、何度もこすったり熱めのお湯での洗顔は皮膚を痛めます。そして余分な皮脂まで取れてしまい、カサカサしてしまうんですね。
さらに化粧をしたりすると簡単には取れません。
私はこういう場合、純石鹸か刺激の少ない石鹸の「泡」でモフモフと顔の上で転がして、シャワーで流して落とします。本来、石鹸類は皮膚常在菌も落とすので肌自体の抵抗力が失われます。
ですから使用したくないのですが、使用しないと、化粧のためにぬるま湯で何度もこすったりタオルで「拭く」「擦り取る」ようになってしまうのでどちらが皮膚に悪いかを考えて、石鹸を使用しています。

この場合クレンジング化粧品は必要ありません。(化粧品会社さんごめんなさい><)
理由は、クレンジング剤も石鹸も、界面活性剤が入ってますが石鹸は気を付けて選べば、クレンジングほど強力で活性剤含有量の多いものではなくて済みます。クレンジング剤の活性剤はラウリル硫酸ナトリウムが主ですが、皮脂を取りすぎて、カサカサ、チリチリすることもあります。
洗剤をスポンジにつけてお皿を洗ってると手がガサガサするでしょ?それと一緒です。
という訳で、さあ、みなさんも今日から、ぬるま湯洗顔!
よーく流して、フカフカタオルで押さえて水分を取りましょう!

勝負の厚化粧(笑)時は、
ぬるま湯で顔を流す

石鹸の泡ボール作成・泡で優しく洗う

ぬるま湯シャワーで石鹸分を取る。
の流れで。

そうそう、そしてアイメイクはぬるま湯で落ちるものを使ってくださいね!

は、
2005年に日本で初めて誕生した
「肌の再生医療」専門クリニックです。

はだ再生医療さいせいいりょうとは?

肌の“真皮”部分にある「肌細胞(真皮線維芽細胞)」を移植して増やすことで、老化症状が起こる前の肌本来の状態に戻す治療です。

詳しくはこちら

RDクリニックの無料カウンセリングでは、肌の再生医療についてのご質問はもちろん、
お肌のお悩みについてのご相談もよろこんでお受けいたします。お気軽にご相談にいらしてください。

一覧へ戻る

関連コンテンツ